第6回稲穂展開催報告
美術同好会は9月16日(金)〜19日(月・祝)の4日間、鎌倉生涯学習センターギャラリーにて第6回稲穂展を開催しました。今回は参加者24名,出品総数53点、初めて参加された方4名、他地区稲門会から参加された方2名と大きな広がりが出来ました。ご来場者は210名ほどでした。天候に恵まれなかったにもかかわらず、ご来場下さった方々、また開催にあたりご協力いただきました多くの方々に厚く御礼申し上げます。
以下は会場の模様と作品の一部です。(写真はクリックすると拡大します)
第6回稲穂展開催報告
美術同好会は9月16日(金)〜19日(月・祝)の4日間、鎌倉生涯学習センターギャラリーにて第6回稲穂展を開催しました。今回は参加者24名,出品総数53点、初めて参加された方4名、他地区稲門会から参加された方2名と大きな広がりが出来ました。ご来場者は210名ほどでした。天候に恵まれなかったにもかかわらず、ご来場下さった方々、また開催にあたりご協力いただきました多くの方々に厚く御礼申し上げます。
以下は会場の模様と作品の一部です。(写真はクリックすると拡大します)
鎌倉稲門会会員の皆様におかれては、益々ご壮健のことと存じます。
ご存じのように稲門祭はコロナの影響により2020年度は中止、2021年度はリモート開催となりましたが、今年度は3年ぶりにリアル開催が実現しました。10月23日(日)当日の状況他、ご報告申し上げます。
1.記念品ご購入状況
2022年度 19名のご購入・・総額106,000円(福引券53枚)
(参考)昨年度 購入総額176,000円
この収益は全額〈校友会奨学金〉となり、現役学生の支援に使われます。
あたたかいご協力、心より感謝申し上げます。
2.福引抽選結果
福引券53枚は事前に実行委員会本部宛に郵送、稲門祭当日《大隈講堂》にて厳正な抽選が実施されました。
その結果、トップ賞たる《稲門賞》を始め高額賞品については残念ながら当会からの当選者は皆無でした。末等にあたる《ふるさと・年次・職域賞》―下2ケタ 10・30―には2名の会員が当選していますが、当選者多数の場合は再抽選が行われ賞品の発送をもって発表に替える方式ですので楽しみにお待ちください。
来年度の稲門祭も10月下旬に開催されると思われますが、記念品販売は4月初旬から始まります。次回も会員の皆様におかれては記念品の積極的購入をお願い申し上げます。詳細が決定しましたら、改めて当HP上にてお知らせします。
3.稲門祭の状況
抜けるような青空のもと開催され、特に屋外の企画は大盛況でした。大隈庭園では露木茂アナ(元フジTV)等の司会によりハイソOBOG・ニューオリOBOGの演奏、大隈侯銅像周辺では応援部・ラテンアメリカ協会等のパレードも行われました。現役学生が案内してくれるキャンパスツアーも人気で、お孫さんに手を引かれた〈大先輩〉の参加もみられ母校のあまりの変貌ぶりに驚嘆の声も上がっていました。鎌倉稲門会の皆様も来年こそは稲門祭に出向かれては如何でしょうか。
一方、屋内の所謂〈マジメな企画〉は不人気で講演者が気の毒な印象でした。大隈講堂において堀尾正明アナ(元NHK)・相内優香アナ(テレ東)の総合司会で行われたオープニングセレモニー・グランドフィナーレ(+抽選会)こそそれなりの参加者が見られましたが、その間に企画されたパネルディスカッションなどは閑散とした有様でパネラーの畑恵さん(元NHKアナ・元参議院議員)などは拍子抜けしたのではと思います。
特筆すべきは大隈侯銅像背後の屋台村?に藤沢稲門会・茅ヶ崎稲門会・平塚稲門会のブースがあり地元の特産品等を販売していたこと。藤沢稲門会においては組織拡大活性化委員長のN氏が入会案内まで用意して待ち構えており、またS幹事(50代前半)が物品販売に声をからしていました。各稲門会とも40代・50代の現役勤務世代が溌溂と活動していることに脱帽するとともに、当会活性化のヒントを見た思いがしました。
当会からは実行委員の伊藤真・田中が本部運営の手伝いに出ましたが、〈校友会奨学金〉の支援を受けている多くの現役学生諸君が手を貸してくれてマンパワーは足りている印象でした。伊藤委員は駐車場係として8時に集合したものの待機時間の方が長く、田中委員は大隈講堂係として9時集合ながら実際の仕事開始は13時からでした(笑)。
以上
(稲門祭実行委員/伊藤 真・田中 實)
[ 続きはココをクリック ]総会のご報告
コロナ禍のここ2年、対面での総会ができず、紙面総会となっておりましたが、今年は、10月8日(土)に、鎌倉プリンスホテルのバンケットホールで、対面での総会と会食を伴う懇親会を開催することができました。
午前11時から行われた総会では、慣例により兵藤芳朗会長が議長を担当。2021年度事業・活動報告、2021年度収支報告、及び監査報告、2022年度事業・活動計画、2022年度予算などが各担当者からなされ、いずれの議案も、異議がなく、参加者全員の承認が得られました。
司会進行 小林副会長・幹事長 総会議長 兵藤会長
休憩を挟んで行われた12時からの懇親会には、例年の半数ではありますが、来賓13名、会員49名、計62名の参加がありました。また、例年はブッフェ形式での会食でしたが、今回はコロナ禍を鑑みて、一人一人にお料理をサーブしていただくコース料理に変え、例年行っていた、現役学生の応援団や楽団などをお呼びしてのアトラクションも控えました。
兵藤会長、来賓の挨拶の後、会食へ。懇親会計画当初は1テーブル4人ということでしたが、直前に規制が緩和されて1テーブル6人となり、アクリル板越しではあるものの、和やかにお話ができました。ただ、お酒を持って他のテーブルに行くことは控えて欲しいとのことで、同じテーブルの方としか交流できないのは残念でしたが、皆さん、それもしっかり守って下さいました。
毎回、プログラムの一環として、その年に傘寿(80歳)を迎える会員へのお祝いと初参加者の紹介をしております。今年傘寿を迎える会員は8名ですが、懇親会への出席は会計監査の山ノ上喜一郎さん1名で、代表してお祝いを受け取っていただきました。
初参加者も、文化構想学部4年の現役生、岡本直樹さん1名でした。岡本さんは、既に鎌倉市役所勤務が内定しています。その報告も含めて堂々たるスピーチを行ったばかりか、タップダンス部所属ということで、軽快にタップダンスを披露し、拍手喝采を浴びました。来賓の他の稲門会の方からは、「こんな素晴らしい若者が会員にいるなんて羨ましい」というお言葉もいただきました。
また、アトラクションの代わりとして、直前の常任幹事会で、急遽、プロジェクターを使ってこれまでの事業や各同好会の写真を投影するスライドショーを行うことに決定。時間が無い中、前田陽子副会長が素晴らしいスライドを作成し、ユーモアたっぷりのコメント付きで投影して下さり、皆さん楽しまれていたようです。
例年とは違った形になりましたが、参加の皆様からは、「食事を取りに行くブッフェスタイルより落ち着く」「同じテーブルの方とゆっくりお話ができて、こうした形もいいのでは」というお声も聞かれました。
来年はコロナが収束し、多くの会員の皆様のご参加があることを祈っております。
第64回「りんどう句会」報告
(2022年9月26日(月)鎌倉芸術館にて開催)
第64回句会は、12名の会員から3句ずつ、全36句の出句で、その内2名はメール投句でした。当月の兼題は山田伸子出題の秋の季語「秋風」です。
今年は9月に入っても残暑がいつまでも続き、また台風の影響もあり、爽やかな「秋風」はあまり経験できなかったようですが、投句には爽やかな風、寂しい風、もの悲しい風など、季語の持つ幅広い「風」の味わいが反映され、おしゃれな句もありました。
今回の最高点は北村拓水さんの「物言へば妻との隙間秋の風」で7点でした。
どこかで聞いたようではありますが、五七五の中七「妻との隙間」に共感したという男性陣の感想が圧倒的でした。けれど、女性からも2名の方から点が入っていて、妻の側からも「隙間」への共感が寄せられたものと思われます。
6点句は2句とも藪野詠子さんの作で、それぞれ「つと秋風とすれ違ひ」、「すとんと秋となりにけり」の副詞が効果的で良かったという選評が語られました。
次回は10月31日、兼題は手島廉雲さん出題の「月」です。兼題1句と当季雑詠2句をご用意ください。
当句会への新規入会あるいは体験参加希望の方は、鎌倉稲門会事務所あてメールでお問い合わせください。
【今月の高得点句(一部修正、同点句は兼題優先)氏名は俳号】
(5点句) 秋風やレモングラスの紅茶の香 明光
部屋部屋の建具戻りて秋の風 ふみこ
傘すぼめ行き交ふ道や萩の花 よしえ
(4点句) 巨峰摘む小顔のデニムキャスケット 明光
(3点句) 閉店の貼り紙ゆらす秋の風 よしえ
誰が植ゑし交番前の白式部 ふみこ
(山田伸子 記)
稲門会HP第64回りんどう句会 .pdf ←句会風景 クリックしてください。
■早稲田スポーツを応援する皆様へ
当日の日程 鎌倉・大船からご一緒して秩父宮ラグビー場バック側1時、
2時キックオフ予定 観戦後大船でご一緒する予定
チケット バック側S指定席 4,000円(当日お支払いください)
連 絡 先 山田章博 0209yamadaka@gmail.com 090−8806−7618
なお、11月6日神宮球場での六大学野球早稲田対慶應戦については、まだ応援席の販売方法が決まっておりません。決まり次第ご案内いたします。
また、12月4日国立競技場でのラグビー早稲田対明治戦も応援席の販売方法が決まっておりません。現在ラグビー部にチケットを申し込んでおりますが、決まり次第ご案内いたします。
正月の箱根駅伝については、予選会通過し、さらに応援が許されるようになりましたら、藤沢稲門会が設営していただく会場での応援を考えております。
早稲田スポーツを応援する会 代表 山田章博
第63回「りんどう句会」報告(2022年8月29日(月)鎌倉芸術館にて開催)
第63回句会は、コロナの感染者状況を鑑みて自由参加形式のリアル句会を実施しました。基本的には全員リアル句会参加の意向でしたが、結果的にはそれぞれの事情により4名がメールによる欠席投句となり、リアルでは8名の参加となりました。兼題の「流星」(北村拓水さん出題)と当季雑詠合わせて、従来通り3句×12名=36句の句について、欠席投句者のメールによる選評も含めて、活発な合評(意見交換)が行われました。以下、一部、抜粋してその内容をご紹介します。
山田伸子さんの「迎え盆」の句は亡き人の魂を迎えて、生前「言ひそびれし」諸々の思いを語ったという、措辞(言葉の用法)の優れた句で、共感を覚えた選者は全員特選を入れました。
千葉ふみこさんの「弧を描き」は、湘南モノレール沿線に住んでいる人の共感を呼んだようです。また同じく「結願の」は季語を上手に使って省略の利いた、句の姿も美しい佳句となりました。
鈴木金平さんの「十四のあの子」の句は、選者はいずれも、亡くなった子を詠んだ句と捉えたようですが、作者が判明して、「金平さんなら、十四のあの子は絶対初恋の相手に違いない」と句会場は大爆笑。作者によれば、実際その通りでした。
同じく、「秋単衣」の句は、「秋単衣」は歳時記には載っておらず、季語として許容できるかどうか、その場合、季語「虫干」の傍題の「風入るる」との関係はどうか、などの議論で大いに盛り上がりました。
なお、次回は9月26日(月)、現時点ではリアル句会の予定で、兼題は山田伸子さん出題の「秋風」です。兼題1句と当季雑詠2句をご用意ください。
当句会への新規入会あるいは体験参加希望の方は、鎌倉稲門会事務所あてメールでお問い合わせください。
句会では原則、1句1句について和気藹々とした雰囲気の中で自由に意見交換を行うので、確実に「俳句力」が向上していきます。楽しいですよ。是非ご連絡をお待ちしています。
【今月の高得点句(同点句は兼題優先)原句のまま 氏名は俳号】
(8点句) 迎へ盆言ひそびれしを語りけり 山田伸子
(5点句)弧を描きモノレール追ふ秋燕 千葉ふみこ
(4点句) 結願の山門の灯や星流る 千葉ふみこ
流星よ十四のあの子連れて来よ 鈴木金平
盆提灯ともり野の花浮かびけり 山田伸子
着ることのなき秋単衣風入るる 鈴木金平
胡弓の音細く哀しく風の盆 浜崎かづき
時計跡くっきり腕に秋来たる 高吉よしえ
家も田もりんご畑も秋出水 千葉ふみこ
高原の焼もろこしのバスに充つ 吉崎明光
幕府跡ミッション校に新松子 前川たく *
*「新松子(しんちぢり」は、新しくできた松かさのこと。
(吉崎明光記)
第62回「りんどう句会」(メール句会)報告
(2022年7月26日(月)投句、8月2日(月)選句締切り)
第62回句会は、12名の会員から3句ずつ、全36句の出句でした。当月の兼題は藪野詠子さん出題の夏の季語「夏休み」です。また、今回はコロナウイルス第7波蔓延のため、残念ながらメール句会となりました。
メール句会では双方向の口頭による意見の交換はできないのですが、毎回作られる句会報に自分が特選句に選んだ句についての選評を書き、自分の作った句の「句の背景」を載せることができます。句会報は、「みんなの選んだ特選句」、得点の高い順に並べた「互選による得点句」から成り、我々にとって何より勉強になるのがリアル句会、メール句会を問わず、吉崎明光代表が「互選による得点句」に書いて下さる添削とコメントです。
今回最高点を獲得した田村昌恵さんの句「照れながら開く日傘や伊達男」を特選に選んだ選評には男性からのものと女性からのものがありましたが、どちらも、日傘は男性にはまだ「気恥ずかしい」「照れくさい」物という点を取り上げていました。そして「伊達男」という表現にも点が集まったと思われます。
次回は8月29日、兼題は北村拓水さん出題の「流星」です。兼題1句と当季雑詠2句をご用意ください。
当句会への新規入会あるいは体験参加希望の方は、鎌倉稲門会事務所あてメールでお問い合わせください。
【今月の高得点句(同点句は兼題優先)氏名は俳号】
(6点句) 夏休みバイトも恋もデパ地下で 鈴木金平
兄の手のそつと添へられ庭花火 吉崎明光
追ふ子らをからかふごとく夏の蝶 前川たく
かき氷崩れて弾む会話かな 福田くにもと
(3点句) せみ鳴かずズボンにしかとしがみつき 手島廉雲
(山田伸子記)
暑気払い開催
7月17日、3年ぶりに「暑気払い」が開催された。
国産ウナギのうな重とコース料理で、猛暑を乗り切ろうと、従来から定例化された催しであった。
今回は昭和28年から平成8年卒まで、年齢差42歳にわたる33名の参加であった。
兵藤会長の挨拶と中川大先輩の力強い乾杯の発声で始まり、しばし談笑の後、全員のショートスピーチとなった。近況報告あり、学生時代の思い出話ありと、話題は多岐にわたり、以後の談笑タイムで話が弾んだきっかけとなったようだ。
コロナ禍の中でもあり、校歌斉唱は控えたが、終始校歌応援歌のBGMが流れる中、皆さんには楽しいひと時を持っていただいたと思う。
第61回「りんどう句会」報告
(2022年6月20日(月)鎌倉芸術館にて開催)
第61回句会は、12名の会員全員が芸術館に集い、3句ずつ全36句の出句でした。当月の兼題は鈴木金平さん出題の夏の季語「梅雨寒」です。
今回は梅雨の最中だけあって、兼題の「梅雨寒」の句を始め雨にちなんだ句が多かったようです。その中で今回も最高点を得た千葉ふみこさんの句「テノールの森青蛙雨と和す」は「雨と和す」がいい、やっぱり「テノール」でしょうと点を集めました。また、鈴木金平さんの「濡れ烏」の句は「仲間はづれの」が「仲間はづれか」に清記表転記の訂正があり、それなら、と更に点が加わったようです。たった一音の助詞がものを言ったものと思われます。
今月はりんどう句会が発足して5周年に当たり、句会の後の記念懇親会もコロナ対策に気を付けながら、久々の会を楽しく過ごしました。
次回は7月25日、リアル句会の予定で、兼題は藪野詠子さん出題の「夏休み」です。兼題1句と当季雑詠2句をご用意ください。
当句会への新規入会あるいは体験参加希望の方は、鎌倉稲門会事務所あてメールでお問い合わせください。
【今月の高得点句(同点句は兼題優先)一部修正済 氏名は俳号】
見送りし一人旅の子夏帽子 山田伸子
夕焼雲親子でハモる童歌 前川たく
(4点句) 梅雨寒や古疵一つ疼きをり 福田くにもと
夏帽子装ふ老女の京ことば 福田くにもと
久に会ふ人待つ銀座夏燕 田村昌恵
店先に紅競ひ合ふさくらんぼ 北村拓水
崩れゆく友の記憶や梅雨寒し 山田伸子
結葉に光一条鳥の歌 吉崎明光
(山田伸子記)
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