2022年06月13日
「旅の会」からのお知らせとお誘い
2019年08月11日
「JAL整備工場見学会」報告記
8月10日(土)、JAL整備工場見学会を催行。
JAL整備工場見学は、なかなか予約が取れないようですが、幹事のお力で実現しました。
参加者は37名で、夏休みとのことで子供さんの参加もありました。
モノレールの「新整備場」に降りた後、徒歩でJAL整備工場へ到着。まずは「航空教室」の部屋で、説明者(整備士や客室乗務員の経験者)から映像や画像をもちいて空港や航空機について学びました(約30分間)。
航空教室
その後展示エリアで「歴代制服」「皇室・特別フライト展示」「制服体験エリア」などがあり、またJALショップコーナーもあり、お土産も買えました。(約30分間)
JALショップコーナー 制服体験 コックピットで
続いて、いよいよ格納庫見学へ。ヘルメットをかぶり、3班に分かれて、説明者に引率されて、間近に整備中の航空機を見学。 特に印象に残ったのは、エンジンの中に入って整備士が作業しているところでした。
格納庫見学スタート 格納庫内 エンジン整備
また、ラッキーなことにメンテナンスのために航空機が滑走路から格納庫へ移動するところに出くわしました。特殊な引率車両(2億円?)にひかれてバックで引張っもらっていました。 また、格納庫の見学中に滑走路で離陸する航空機も何回も見学できました。(約40分間)
格納庫へ移動 離陸もまぢかに
今回は個別イベントの初参加でしたが、
滅多にみられないもの見れ、楽しい時が過ごせました。ちなみに説明者のお話では
冬は結構寒いようです。
参加者の皆さん
(文:林 雅之、写真:林雅之・小林敏二)
2019年06月16日
「大隈侯邸を訪ねる旅」報告記
「大隈侯邸を訪ねる旅」報告記
「旅と写真の会」では、一昨年「奈良の古寺を訪ねる旅」、昨年は「京都・葵祭を見に行こう」と企画をしてきたが、今回は佐賀の「大隈侯邸を訪ねる旅」である。
参加者は18名。5月27日の朝佐賀駅集合、同日夜博多で解散を基本としたが、参加者のほとんどが26日から2泊3日の同一行動をとる旅となった。
26日11時福岡空港着。福岡出身の会員白木大五郎さん(S40法卒)の出迎えを受け、ホテルに荷物を預けたのち、同氏の引率・案内で昼食の後、早速博多市内観光をした。
まず行ったのは、東山公園。ここは元寇ゆかりの地で、国内3番目に大きい日蓮像、その足元には元寇の様子を表したレリーフが張り巡らされている。「文永の役」「弘安の役」ともに執権北条時宗の時代であるから、鎌倉とは関連性も深い。園内には敵国降伏祈願をしたと伝わる亀山上皇像も建立されている。
福岡空港 東山公園日蓮像 同亀山上皇像
ここから福岡藩主黒田家墓所へ向かった。
白木さんの先祖は福岡黒田藩の筆頭家老栗山大膳の家臣とのことで、このあたりの歴史は実に詳しい。白木家は寛永年間の黒田騒動に連座し、士分剥奪。のち醸造業に転じたとのことであった。
(5年前、NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」があった。また森鴎外の小説に「栗山大膳」がある)
黒田家墓所 官兵衛の子長政が黒田藩祖である
次の櫛田神社は、博多祇園山笠が奉納される神社で、飾り山笠が一年中展示されている。博多っ子からは「お櫛田さん」の愛称で親しまれている博多の総鎮守だそうだ。
櫛田神社 山笠
翌27日は今回の目的の第一、大隈侯生家・記念館訪問である。
博多から特急で40分で佐賀着、ここからタクシーに分乗して10分。大隈侯生家は佐賀城下の武家屋敷として、約250年前に建てられた。昭和40年には国の史跡に指定され、平成28年には大改修を行ったとのことである。丁寧な説明をしてくれたのは、学芸員の大坪さん。
建物全体の床が低く、床下に忍びの者がもぐりこめない構造となっていること、武士の話し合いが外に漏れにくいよう、居間が建物の奥にあること、座敷の長押に槍や刀の隠し場所があることなど、武家屋敷ならではの作りが処々に見られる。
2階の勉強部屋は建物強度の理由で非公開だが、侯が6歳で藩校に入学した際、母が増築したとのことであった。
大隈侯邸・記念館全景 説明は学芸員大坪さん 大隈侯生家 邸内
邸内
記念館は、同じ敷地に侯の生誕125周年を記念して、昭和42年に建てられた。現在は国の登録有形文化財に指定されている。
この建物は、侯のからだと精神・風格と香気を表現したものという。窓下のくぼんだ部分は、侯の両目、庇は鼻、建物入口は口だそうだ。さらにその上部は侯が愛用したえび茶のガウンを模したステンドグラス。角帽を表した菱形部分もある。
内部は1階が常設展で、侯が使用した義足や、演説レコードなど大隈侯に関する資料が展示され、2階は企画展室となっている。
今回の参加者は早稲田を卒業以来40〜50年。ここを初めて訪れた会員も多い。こうしてじっくりと大隈侯の足跡、偉業にあらためて触れると、早稲田に学んだことの誇りや、喜びを感じてくる。
記念館 記念館内 1階展示室 2階展示室
大隈侯像前
午後は再度博多に戻り、「西郷隆盛隠れ家跡」訪問である。安政の大獄後、幕府から追われる身となった西郷隆盛、月照であったが、薩摩に向かう際、西郷は当地の志士の一人で醤油商を営む白木太七宅に、月照は隣家に匿われたという。太七は前記白木大五郎さんの先祖とのことである。
現在当地にはそれを示す石碑があるのみだが、この近くに白木さんは醤油店と事務所を持ち、ここでわたしたちは当時の様子をつぶさに伺った。
福万醤油店内 白木さんから説明を受ける 西郷隠れ家碑前で
のち、筑前勤皇党首魁月形洗蔵、黒田長政公夫人の墓のある「少林寺」、そして白木太七の墓のある「安国寺」へと回った。安国寺は黒田公菩提寺。山門、大鐘が見事である。ここでは普段非公開の釈迦如来像・十大弟子像を拝することができた。
少林寺黒田長政公婦人墓 安国寺本堂内で
夕刻、福岡稲門会と懇親会を持った。参加者は当会から18名、福岡稲門会からは山本副会長をはじめ8名である。会場は、博多で唯一残る造り酒屋の「百年蔵酒蔵」。オープニングは筑前琵琶奏者の寺田蝶美さんの弾き語り、令和の典拠となった万葉集梅花の歌である。豊富な種類の酒と地元の料理を味わいつつ、全員が一言あいさつをした。
校友同士ゆえであろう、初対面とは思えない打ち解けた懇親会であった。
琵琶奏者寺田さん 福岡稲門会山本副会長と 懇親会風景
懇親会風景 仕上げの「都の西北」
会場「博多百年蔵」前で
3日目、手配されたマイクロバスでホテルを出発し、まずは令和ゆかりの「坂本八幡神社」。このあたりに太宰府の長官として赴任した大伴旅人の屋敷があったとされ、旅人が当地の役人を招き「梅花の宴」を催したと伝わる。このとき読まれた歌32首が万葉集にあり、その序文に「令」と「和」が織り込まれている。新元号の典拠となったことから、昨今当神社が一躍全国的に有名になり相当の人出が予想されたが、わたしたちは、朝一番で行き、混雑は避けられた。
坂本八幡をあとに、観世音寺の戒壇院を見た。天下三戒壇のうちの一つである。戒壇院は他に東大寺にあり、これは一昨年訪れた。下野にもあったとのことだが、今はない。
太宰府天満宮では公式参拝である。権宮司の森さんと、早稲田校友女官の権禰宜高山さんにご丁寧な境内ご案内と茶菓のおもてなしをいただいた。太宰府天満宮は全国1万2千社の天満宮の総本社。女官に加えて、総本社のナンバー2からこのように遇していただけたことは、たいへんありがたいことであった。
太宰府天満宮 権宮司から説明を受ける 公式参拝 権宮司と共に
昼食は、市内の食事処。ここへは楠田・太宰府市長が公務の合間を縫ってご挨拶に見えた。白木さんとのご縁で実現したことである。
東大法卒。銀行員から、衆議院議員を経て太宰府市長。44歳の独身、気さくな感じがする方であった。
太宰府市長楠田大蔵さんと
午後、太宰府政庁跡、太宰府展示館を見学した。
政庁跡は、7世紀後半から九州全体を治める役所があったところ。広大な平地に礎石が残る。展示館には政庁跡の発掘調査時の地層が見られ、大伴旅人主催の梅花の宴のもようが博多人形で再現されている。
大宰府政庁跡 「梅花の宴」人形 政庁跡で
大宰府政庁跡をもって今回の旅も終わりである。
参加者全員事故もなく、忙しくはあったが、中身の濃いものであった。
兵藤さん白木さんのご尽力にはもとより、現地の薩摩大使國分さん、マイクロバス運転樋口さん、大隈重信記念館学芸員大坪さん、太宰府天満宮権宮司森さん、権禰宜高山さん、福岡稲門会副会長山本さんほか会員の皆さん、太宰府市長楠田さん、そのほか多くの皆さんにあらためて感謝申し上げたい。
(文:小林敏二、写真:稲田明子・小林敏二)
参加者(五十音順)
相原州雄 相原俊子 浅川智仁 稲田明子 大久保真由美 落合理史 春日桂太郎
小林敏二 坂本昭雄 志村 隆 志村雅子 白木大五郎 田村昌恵 樽味美砂子
千葉文子 兵藤芳朗 山田章博 横松宗治
2019年06月13日
「JAL整備工場見学」のご案内
2019年03月28日
「佐賀・大隈侯邸を訪ねる旅」のご案内
2018年12月18日
冬の日帰り旅(首相官邸見学会)実施報告
「冬の日帰り旅」(首相官邸見学会)実施報告
12月14日(金)、「冬の日帰り旅」(首相官邸見学会)を催行した。
「首相官邸見学」は、当会幹事長の山田章博さん(S46政経)の人脈で特別許可を得て、実現したものである。
参加者は20名。希望者は多数あったが、指定された人数を超えることは難しく、やむなく抽選をした。選に漏れた会員には第2回目の実施の際優先的にご参加いただけるよう配慮させていただきたい。
首相官邸見学前に
AM10:45、厳重な警備の中、全員の身元確認と荷物チェックを受けて、係員の誘導で邸内を回った。
この官邸は明治以来3邸目で、平成14年築とのことである。
内閣改造時の記念写真撮影や、内閣主脳の記者会見、あるいは海外国賓・公賓の歓迎式典、さらには国民栄誉賞などの授与式等にこの建物が使用され、わたしたちも日ごろTV・新聞等で何度もこの建物内のシーンを見てきた。現実にそこに立つと、感慨もひとしおというところである。
邸内は写真撮影の規制も厳しく、私たち20名も新閣僚記念写真と同じひな壇で写真を撮り、あるいは横に国旗を立てた記者会見場の壇上で政府首脳と同じポーズで写真を撮ったが、外部公表不可ということで、残念ながらこの報告記には掲載できない。
首相官邸全景 荷物・ボディのチェック 記者会見場
約1時間の見学の後、昼食のため築地に行った。築地場内は豊洲に移転したが、場外は従来通り営業をしており、平日といえども大変な人出である。
予約したのは、「すしざんまい築地別館」。このあたりの寿司店で団体予約をするのはかなり難しい。小規模店舗が多く、早朝から築地で働く人々への朝食提供を客筋としてきた店は午前中に閉店する。近年は、観光客相手の店が増えてきたようだが、回転を考えれば団体客は
好まれないか。しかしやはり「築地」である。ミシュランの星を語るレベルでなければ、価格相応の上質な寿司を味わえたと思う。
昼食風景 場外の神社前で
昼食後解散したが、時間のある参加者が場外店舗を散策し、処々で目移りしながらも、名店の卵焼きや、海苔、あるいは魚介を土産に求めて、帰途についた。
(文・写真:小林敏二)
2018年11月05日
「首相官邸見学会」のご案内
2018年05月30日
「葵祭を見に行こう」スナップ集
2018年05月24日
「葵祭を見に行こう」催行報告
快晴の京都で葵祭を楽しむ―5月15日―
旅と写真の会(小林敏二代表)では、総勢26名で京都・上賀茂神社で行われた葵祭を訪ねました。
この企画は、当会の兵藤会長の多彩な人脈のおかげで実現したもので、平安時代に完成した京都を代表する祭礼を楽しもうというものです。
賀茂祭が正式名称ですが、祭儀にかかわるすべての人が葵の葉を飾ることから葵祭という名称で親しまれており、9世紀には、天皇の使いが派遣されて行われる「勅祭」としての形式が整ったそうです。京都御所を出発した総勢500人余、馬や牛車を含めて長さ800メートルに及ぶ行列が平安時代の装束で市中を巡幸し、5時間かけて上賀茂神社・下鴨神社に到着します。
行列出番前 (写真はクリックすると拡大します)
神社では、本殿祭と呼ばれる神事が行われたのちに行列の到着を待って社頭の儀が行われ、古都京都を平安時代に染めた祭りは夕方終了します。
現地集合・現地解散で実施された鎌倉稲門会の葵祭見学ツアーは、5月15日朝9時の集合で始まりました。
出番を待つ 行列出発 日馬富士も見物
京都御所で行列の出発を見送ったのち、同志社大学の学食で安い・おいしい・豊富なメニューと3拍子揃った昼食をいただき、午後は、上賀茂神社で行われた本殿祭と社頭の儀を特別に用意された席でゆっくり楽しみました。
式典へ 控室
参列した私たちも葵の葉を服に挿し、目の前に次々に登場する平安時代の役人や女人の姿ににわか京都人の気分を味わいました。
式典と行列を待つ 行列到着
葵祭を楽しんだあとは、江副副会長が学生時代に在籍した茶道同好会のお仲間のご紹介で、安政2年創業の茶屋「西陣魚新」を有志で訪ね、おいしい京料理と京都・大阪在住の稲門の方との楽しい会話を楽しみました。
(文:前田陽子/写真:横松宗治、手島廉幸、前田陽子、前田泰明、小林敏二)
2017年11月23日
「秋のバス旅行」報告記
11月16日(木)、旅と写真の会主催で「秋のバス旅行」を催行した。
参加者は28名、コースは「富士浅間大社」、「富士花鳥園」及び「朝霧公園フードコート」である。
今回は行程の都合で、鎌倉駅前を朝7時半と早い時間の出発である。
天気は快晴、絶好の旅行日和となった。
出発から間もなく、兵藤会長、小泉副会長と挨拶を頂戴し、マイクが江ノ電バスのベテランガイドさんへ託されてくるころには、旅行気分も徐々に盛り上がってくる。
まず向かったのは「富士浅間大社」。兵藤会長の人脈による事前の計らいで、公式参拝となった。神殿で、神官の祝詞奏上、玉串奉奠、お払い、巫女の神前の舞、お神酒拝受、お札拝受等、由緒ある大社でなかなか体験できないセレモニーが味わえた。
富士浅間大社公式参拝 大社から望む富士山 参加メンバーの面々
大社を辞して向かったのは、「富士花鳥園」。まずは、園内の壮大な温室で満開の花に囲まれての昼食である。おまけに供されたご当地B級グルメグランプリの「富士宮焼きそば」は聞きしに勝る美味であった。
昼食場所の富士花鳥園内
ここは富士山の麓、花と鳥のコラボの世界。特に30種にも及ぶフクロウを飼育していることで名高い。
フクロウは「不苦労」につながることから、縁起が良い鳥とし珍重されてきた。
園内では約30種のフクロウが見られる
タカやハヤブサの屋外バードショーも、飼育員の軽妙な解説が場を盛り立てる。
目の前に展開するシーンにカメラを向けるが、これら高速で飛翔する鳥をカメラにとらえることは、非常に難しいことであった。
屋外バードショーのひとコマ
ここから「朝霧フードコート」に立ち寄り、思い思いの土産を求めた。中でも、ミルクたっぷりのソフトクリームや地場の野菜に人気があったようだ。
帰途、恒例の車内じゃんけん大会。取り仕切りは、世代交代で今回は前田陽子副会長。参加者提供の景品の行方にしばし盛り上がりをみせた。
帰途の車内風景
午後6時、定刻に帰着。
富士浅間大社とのアレンジをいただいた兵藤会長、バス会社との調整をしていただいた小泉副会長、参加者募集の労をとっていただいた田村相談役、その他大勢の方の協力に感謝して、解散となった。
(文:小林敏二、写真:鈴木聰+小林)
2017年10月09日
「秋のバス旅行」のご案内
今回は「富士花鳥園」と「富士浅間大社」。「朝霧高原フードコート」にも立ち寄ります。
「富士花鳥園」は、富士山の麓に展開する花と鳥のコラボの世界。ホームページによれば、一面に咲きほこるベゴニア・フクシアや、30種に及ぶフクロウ・ミミズクが見所のようです。
催行概要は以下の通りですが、添付のチラシをご覧の上、ご家族・ご友人等お誘いあわせの上、多数の皆様の
お申し込みをお待ちします。
記
催行日 平成29年11月16日(木) 雨天決行
集 合 AM7:15 鎌倉駅東口郵便局前
行 程 AM7:30 出発⇒富士浅間大社(参拝)⇒富士花鳥園(見学・昼食)⇒朝霧高原フードコート
(見学・ショッピング)⇒PM6:00頃鎌倉帰着
参加費 1人 7,000円(入園料、昼食代込み。当日お支払いください)
(昼食は海鮮がメインのメニューです。アレルギーのある方はお知らせください)
問合せ 鎌倉稲門会事務局 Tel&Fax 0467(55)9771
申 込 wasedakamakura@yahoo.co.jp
小泉親昂 090(3007)9025
田村昌恵 090(1432)2131
小林敏二 090(8747)0361
以上
2017-11-16秋のバス旅行チラシ昼食付.pdf ←クリックしてください
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早稲田大学鎌倉稲門会
事務局
〒247-0071 鎌倉市玉縄1−13−6
Tel&Fax 0467(55)9771
wasedakamakura@yahoo.co.jp
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2017年04月21日
「早慶レガッタと浅草散策」報告記 (「旅と写真の会」「早稲田スポーツを応援する会」共催)


ランチのすき焼き丼を目指し、約30分行列しましたが、期待通りの美味しさに全員満足。
そこから六区を通り「浅草寺」に向かった。しかし、鎌倉以上の混雑。正月と日本ではない様な外国人の多さ。暑さもありす少し早めに切り上げ、レガッタゴール地点である桜橋まで歩きました。まだレースまで1時間以上あるにも関わらず、応援席付近や桜橋の上は人が一杯。しかし、要領の良い女性軍は応援席前の方に席を確保。男性軍は応援席と反対の墨田区寄りの芝生席から応援。



高校以外、女子も第二エイトも勝利し、あとは6連敗を阻止すべく対抗エイトの諸君の頑張りを期待しつつ待っていると、スタートしたとのマイクの音。少し早稲田がリードして見えてくると、もうボルテージは上がりっぱなし。目の前を半艇身勝った状態で通過、ゴールへと入った。やった!!いいぞ早稲田のクルー。ご苦労さん。
校歌を歌い終わり、クルーが戻ってきた時は近くの皆さん、涙を流さんばかりの感激されておりました。
勝利の美酒をということで、アサヒビールのビアホールを落合幹事長に予約していただき、しかし、何で勝った後のビールは美味しいでしょうか。女性軍からは早くも来年は女子のレースから応援しようと言うお話まで出ました。

すっかり出来上がったメンバーは、杉並稲門会の方々と一緒に浅草駅まで歩き解散いたしました。
昨年春の早慶戦、夏のサッカー早慶戦、秋の早慶戦、11月ラグビー早慶戦と鎌倉稲門会が応援に行けば勝利すると言う方程式が、今回の早慶レガッタで完成いたしました。何かを持ってる鎌倉。皆さんも次回5月28日の春の早慶戦から応援よろしくお願いいたします。 (文:山田章博、写真:藤林明+山田)
参加者 落合理史(38政経) 田村昌恵(38教育) 千葉文子(37文) 福山裕子(35文)
前田陽子(52文) 谷内達代(34法) 谷内夫人 吉崎哲男(43政経)山田章博(46政経)
2017年04月02日
「奈良の古寺を訪ねる旅」報告記
昨年12月、兵藤会長からのお声掛けでスタートした企画である。
3月17日朝現地集合、当日夜現地解散としたので、団体行動は1日のみである。大方の参加者は16日に鎌倉を発ち、18日に帰るという日程である。
日本仏教は、一口に十三宗五十六派と言ったが、その十三の中で三つは、南都六宗のうちに今に残る「法相宗」「華厳宗」「律宗」である。今回の旅は、そのすべての大本山・総本山を1日で訪ねるという、忙しいが贅沢な行程である。しかも、兵藤会長の長年の奈良古寺の高僧との親交から、各寺から特別な配慮をいただいているので、参加者の期待も大きい。
16日夜は、希望者11名で夕食となった。小町通りを思わせる「東向商店街」の居酒屋である。
翌17日9時、集合場所の近鉄奈良駅の行基像前に全員22名が揃った。

まず向かったのは、東大寺(華厳宗大本山)。聖武天皇が全国に建立した60余の国分寺の中心となる、「総国分寺」と位置付けられた寺である。案内されたのは大仏殿内上層部。大仏の膝に触れることができるほどの近距離である。天皇は、国民が広く造像に携わることを望み、一握りの土を持ち運ぶことでも良しとしたそうだ。当時の国内推定人口600万人と言われる中で、延260万人が参加したという。
次いで向かったのは興福寺(法相宗大本山)。まず、守谷副貫首から抹茶の接待をいただいた。同師と兵藤会長とは30年来のお付き合いだそうだ。

法相宗は、玄奘三蔵(三蔵法師)から直接「唯識」を学んだ道昭が日本に持ち帰ったことから始まった。往時興福寺の寺領は広大で、大和国の荘園のほとんどを有して、事実上大和国の国主と称されたほどである。「南都北嶺」という言葉がその勢力を象徴する。
中金堂裏の仮金堂に、本尊他あまたの国宝仏とともに「阿修羅像」が安置されている。数年前、上野の美術館で多数の入場者の肩越しに拝した時とは異空間の、静寂で荘厳な世界で諸仏を前にすると、心静まり、おのずとこうべを垂れることになる。
東金堂に安置された仏頭は、仏像の頭部だけだが国宝指定である。実物がこれほど大きいとは、写真では想像もしなかったことであった。
興福寺を辞して、近鉄奈良駅周辺で自由昼食ののち、午後はまず薬師寺(法相宗大本山)である。
およそ1,300年前の白鳳時代、天武天皇が皇后の病気平癒を祈り、藤原京に建立した。その後、平城京遷都に伴い、今の地に移されたという。
ご案内は、当寺の羅子・村上貞運師(早大東哲院卒)である。学生時代の愉快なエピソードなど交え、わかりやすく面白い話をするのは、高田好胤師以来の当寺の伝統かもしれない。
本日最後の訪問は、唐招提寺(律宗総本山)である。
ここでは、西山長老にお会いする予定が組まれていた。師は、西暦774年鑑真和上が来日し、のち唐招提寺を開いて以来連綿と続く当寺第88代住持。律宗の最高位にある師である。なかなか願っても会えない人でもある。
鑑真和上は、日本からの懇請を受け、海外渡航が禁止された当時、万難を乗り越え六度目にして来日に成功し、日本における授戒の制度を整えた。
金堂には、本尊・廬舎那仏を中心に、右に薬師如来左に千手観音が安置され、梵天・帝釈天、四天王像等国宝仏が取り囲む。その金堂前で、長老から鑑真和上や律宗のことなどうかがうと、日本仏教における和上の功績や唐招提寺のはたしてきた意味を思うのである。
夕刻6時からは稲門会奈良県支部との交流会である。地元奈良交通の谷口会長(交友)のご厚意で会場が設営された。奈良からは13名、当会からは20名の参加で豪華な宴席が張られた。参加者全員の一言づつの挨拶で、会場はさらに打ち解け、旧知の友と語り合うような雰囲気となった。


終盤はやはり都の西北である。
谷口会長をはじめ、この場を設けていただいた奈良県支部の方々に感謝しつつ、お開きになった。
18日は、希望者のみの奈良市内ミニツアー。
案内は「なら・観光ボランティアガイドの会」の中山さん(当会高橋健治さんのご紹介)である。コースは春日大社、鹿の病院、元興寺、猿沢の池あたりである。
午前のみの短い散策ではあったが、全国春日神社の総本社の春日大社では、中臣氏から始まる社歴や伝承に触れ、また梅の名所を歩き、さらに昔ながらの面影を残す奈良町とそこに残る元興寺等を訪れ、駆け足ながらも奈良訪問の総仕上げにふさわしいひと時であった。
春日大社 元興寺極楽房(国宝) 猿沢の池(興福寺五重塔を望む)
(文:小林敏二、写真:横松宗治+小林)
17日、筆者が5時起きして見た平城京跡日の出の大極殿(復元)
2017年03月28日
「早慶レガッタと浅草散策」のお誘い
「旅と写真の会」「早稲田スポーツを応援する会」の共催で、伝統の早慶レガッタを応援し、浅草を散策する企画を立てました。ふるってご参加ください。
記
テーマ 「早慶レガッタと浅草散策」
日 時 4月16日(日)AM9:20 鎌倉駅最後尾集合
行 程 鎌倉駅から田原町へむかい「今半」で限定ランチ→浅草散策→早慶レガッタ応援→
アサヒビールラウンジ(時間により割愛の場合あり)→解散
費 用 参加費300円 交通費往復約2,200円 昼食代 その他
申込み 4月12日までに稲門会事務局へE−Mail Fax Telで。
または山田 090(8806)7618 小林 090(8747)0361
その他 雨天中止です。中止の場合は前日PM6:00〜7:00の間に電話をします。
下のチラシもご覧ください。
チラシ.pdf ←クリックしてください。
2017年01月06日
[ 「箱根駅伝」応援記
「早稲田スポーツを応援する会」と「旅と写真の会」共催で箱根駅伝を応援する会を行いました。
さて、新春を飾る箱根駅伝、その応援に鎌倉稲門会からも、兵藤会長落合幹事長はじめ、多数の皆さんが藤沢橋上の神奈中整備工場に参集。
例年、藤沢稲門会の皆様が設営くださる会場にご一緒させていただき、選手たちの力走を応援いたしました。今年は、藤沢稲門会・鎌倉稲門会・逗葉・大和・伊勢原をはじめ、昨年から秋田稲門会の方々も参加され、
総勢200名以上の方で大いに盛り上がりました。特に秋田稲門会の方が秋田名物きりたんぽ鍋を持参されました。実に美味しい鍋でした。
今年は早稲田が上位で通過、期待を持たせる状況でしたので、選手たちが通過した後の閉会挨拶は、絶対優勝と言う心強い挨拶が続き、最後の校歌合唱も例年以上の盛り上がりとなりました。
結果は残念ながら3位ということで、鎌倉稲門会不敗神話は途切れましたが新春に相応しい、楽しい応援会でした。
皆様も来年は是非お出かけください。

応援後の集合写真 (文:山田章博、写真:和田高明・小林敏二)
2016年12月04日
「箱根駅伝」応援のお誘い
今回は、「早稲田スポーツを応援する会」と「旅と写真の会」の共催で応援する会を行います。
箱根駅伝は第93回目。いつもの通り往路第3区で応援します。
どなたも参加自由です。前回は総合4位でしたが、今回は優勝を期待して大声援を送りましょう。
写真は、前回の模様。クリックすると拡大します。
日 時 平成29年1月2日(土) AM9:00〜11:00頃
(前回は先頭ランナーの通過は10:25頃でした)
場 所 藤沢橋坂上「神中興業」とその周辺(チラシの地図をご覧ください)
その他 参加ご希望の方は、直接現地にお越しください。予約は不要です。
集合次第、早稲田大学の幟旗を設置するなど、選手を待ち受ける準備をします。
問合せ 早稲田スポーツを応援する会 山田章博 090−8806−7618
旅と写真の会 小林敏二 090−8747−0361
2箱根駅伝 応援しようチラシ.pdf ←クリックしてください。
2016年04月08日
「千本桜さくら祭り」見学会の報告
場所は小田急線「高座渋谷駅」から徒歩15分ほどの「引地川」沿いである。
午前10時、高座渋谷駅に参加者16名が集合し、本日の予定を確認したのち、まず引地川までの
中間地点にある「常泉寺」に寄った。

ここは曹洞宗の古刹。近年「花の寺」として名高い。特にミツマタの数は、平地では国内有数の規模
と聞く。境内では、手入れの行き届いた多種の草木や盆栽が、参詣者を迎える。また、樹齢650年
という五葉松、目を見開いた縁結び菩薩、300体ほどの河童像などが目を引く。


常泉寺境内 五葉松「波乗り船」 縁結び菩薩 河童像
ここをあとに引地川に出ると、満開の桜が目に飛び込んできた。引地川は大和市内を水源とし、鵠沼海岸に
流れる約21kmの小さな川だ。川幅も狭い。この両側におよそ700本の桜が植えられているそうだ。


わたしたちは、千本桜商店会に隣接の「みどり橋」から川沿いの小道を「桜ヶ丘駅」方向に北上した。
ここの桜は、川に覆いかぶさるようにアーチ形を見せるのが特徴。水と桜の取り合わせが美しい。

川沿いに約1km歩くと「本八幡橋」に出る。ここでUターンし、今度は川の反対側を歩いた。
花見の行程は約2km。時々立ち止まって眺め、あるいは写真を撮り、およそ1時間半あまりの散策であった。
その後、千本桜商店会の一角の休憩所で一休みし、再び徒歩で高座渋谷駅近くのカフェ&バーに向い、昼食をとった。
ここでしばし談笑の後、午後2時過ぎ散会した。
参加者全員の集合写真
(文:小林敏二、写真:藤林明+小林)
2016年03月17日
千本桜さくら祭りへのお誘い
旅の会・写真同好会
旅の会と写真同好会の共催として、下記の通り桜を愛でる会を企画しました。行先は大和市の引地川あたりです。満開の桜を楽しみ、写真も撮りましょう。
多くの会員の方のご参加をいただくよう、お誘いいたします。
記
日 時 平成28年4月1日(金) 10:00〜14:30頃まで
荒天中止です。中止の場合は当日8:00までにご連絡します。
行 先 小田急線「高座渋谷駅」と「桜ヶ丘駅」間の引地川あたり。
途中花の寺「常泉寺」に寄ります。
13時過ぎから昼食の後解散の予定です。
集 合 「高座渋谷駅」西改札出口 AM10:00
ご参考までに 電車時刻 鎌倉8:58発→大船9:06着 同9:14発→藤沢9:18着
小田急線藤沢9:27発→高座渋谷9:48着
見 所 引地川の両側に咲く700本余りの桜が見事です。運が良ければ、川面に流れる花筏や、
その下に泳ぐ緋鯉に出会えるかもしれません。(開花状況と天候に恵まれるとよいのですが)
費 用 1人500円(常泉寺拝観料300円、参加費200円)
その他交通費(鎌倉から高座渋谷まで片道420円)、昼食代がかかります。
下のチラシもご覧ください。
−−ご注意ーー
サロン・ド・ワセダや玉縄事務所においでの一部の方には、当初4月7日(木)実施とご案内しましたが、
開花予測から4月1日(金)実施としました。

お申し込みは3月28日(月)までに
鎌倉稲門会事務局へ E-Mail wasedakamakura@yahoo.co.jp
TEL&FAX 0467(55)7719 あるいは
千葉 090−3236−2569 小林 090−8747−0361まで。

2016年01月05日
[ 「箱根駅伝応援&写真撮影会」報告
集合場所は、藤沢橋そばの「神中興業」本社。藤沢稲門会が設置した応援会場に、鎌倉稲門会ほか近隣稲門会が参加する形である。
午前9時前、早稲田大学の幟を立て、選手を迎える準備を始めた。会場では藤沢稲門会により、豚汁や茶菓がふるまわれた。
当会からは、兵藤会長も見え、藤沢稲門会の役員にご挨拶をして、謝意を表することができた。
大手町スタートは午前8時。選手の到来までは、学生新聞の駅伝特集記事を読み、あるいはTV観戦をして、各チームの戦力分析やレース予想の話題で、雰囲気が徐々に盛り上がってくる。
応援会場は第3区。10時前から沿道は立錐の余地もなく応援の人々で埋まった。
一時の静寂ののち、トップランナーが視野に入ると大きな歓声である。
10時25分を回るころ、先陣を切ったのは青山学院であった。さらに東洋大、山梨学院大と続いた。早稲田は先頭から遅れること4分半、14位通過であった。武田選手の力強いストライドに期待を込めて声援を送った。
最終走者を見送ったのち、会場受付に集合し、これも恒例の都の西北の斉唱。次いで、早稲田大学・藤沢市・参加各稲門会の発展を祈念するエール。現役学生が指揮に加わったのも喜ばしいことであった。
参加者集合写真(全員ではありません)
藤沢稲門会役員や藤沢市長の挨拶ののち、11時前散会となった。
鎌倉稲門会からの参加者は17名であった。
(文:小林敏二、写真:和田高明+小林)
(最終結果は、早稲田は往路5位、総合4位であった)
2015年12月18日
箱根駅伝応援&写真同好会撮影会のご案内

今年1月の企画と同様です。どなたも参加自由です。
目前を走る選手に声援を送り、あわせて写真撮影を楽しみましょう。
日 時 平成28年1月2日(土)AM9:00〜11:00頃
(前回は、先頭ランナーの通過は10:24頃でした)
場 所 藤沢橋坂上「神中興業」とその周辺
その他 参加ご希望の方は、直接現地にお越しください。
集合次第、早稲田大学の幟旗を設置するなど、選手を待ち受ける準備をします。


集合場所の地図 同拡大地図
(地図・写真は、クリックすると拡大します)
問い合わせ
駅伝応援団有志 落合 理史(幹事長)090-4022-4006 t-ochiai@kpb.biglobe.ne.jp
田村 昌恵(副会長)090-1432-2131 mtamura@kamakuranet.jp
写真同好会 小林 敏二 090-8747-0361 t_koby0712@yahoo.co.jp