2020年01月22日

「バードウォッチングの会」活動報告

「バードウォッチングの会」では1月16日に新春恒例の探鳥会を開催しました。目的地は湘南台駅から近い境川遊水地で、ここは境川の氾濫から周辺を守るための遊水地が3ヶ所あり、よく野鳥が集まる場所として知られています。湘南台駅に集合したのは14名、中の一人は最近私が望遠鏡や三脚を担ぐのがきつくなってきたため逗子に在住の校友に助っ人を頼みました。
バスで遊水地の近くの停留所まで行き早速1カ所目の今田遊水地を訪ねるとカイツブリやオオバン、オカヨシガモ、カルガモ、ハシビロガモなどが出迎えてくれます。暫く待つと目の前の木の枝にカワセミも止まってくれました。
今田遊水地を後に境川沿いに進むと、遊水地の管理事務所の屋上にハヤブサの仲間のチョウゲンボウが止まっていました。3カ所のうち最大の下飯田遊水地にはあまり水鳥が居ませんでしたが神奈川県では比較的珍しいカモのミコアイサが1羽混じっていました。また周りの葦原にはホオジロの仲間の冬鳥オオジュリンも現れました。
参加者一同、何度も姿を見せるカワセミに夢中になり思わず時間が掛ったため3カ所目の俣野遊水地はパスして食事処に向かいこの日の探鳥会を終了しました。
この日は手軽に訪れることが出来る場所としては上々の35種を観察、好天に恵まれて楽しい一日を過ごすことが出来ました。
DSC_7637.jpg 30%.jpgDSC_7626.jpg 50%.jpgチョウゲンボウ(1) 2013.11.24 川越市(岡部).JPGDSC_59176A圧縮 ミコアイサ♀○.jpg
写真左から集合写真、カワセミ(小林氏撮影)、チョウゲンボウ、ミコアイサ♀

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2019年12月16日

「バードウォッチングの会」新年探鳥会のお知らせ

「バードウォッチングの会」では以下の要領で新年探鳥会を企画しました。
冬は最も鳥が見やすく、平地で見られる鳥の種類が多い時期です。
探鳥地の境川遊水地は新しい池が完成し、これまで以上に水鳥が集まっています。カワセミやカモ類など30種以上の鳥が期待出来ます。歩行数は1万歩強、上り下りはほとんどありません。トイレ完備、飲物の自動販売機は各所にあります。

日時: 2020年1月16日(木)
目的地: 境川遊水地
集合: 午前9時 小田急線「湘南台駅」改札口外
当日の予定: 昼頃まで境川遊水地で探鳥の後、「湘南台駅」に戻り付近のレストランで昼食会。   午後2時ごろ解散。
ご参加の申し込み: 1月10日までに稲門会事務局へメール、または田村昌恵(0467-31-4714)または上野尚博(0467-45-0410)へ電話でお申込みください。
カワセミ 2013.2.28 野川(奥村).JPG  DSCN0346.jpg 30%.jpg
         カワセミ      境川遊水地のカワウの群

                                                                                ( 鎌倉稲門会 バードウオッチングの会)

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2019年08月24日

アオバト観察会ご報告

8月22日に「バードウォッチングの会」の臨時企画として「アオバト観察会」を実施しました。アオバトは神奈川県では丹沢の山中などで繁殖する黄緑色の美しいハトです。5月から10月の間、山で食べるサクランボなどを消化するためのミネラルを摂取するために毎日大磯の照ヶ崎海岸の磯にやって来ます。ここは世界最大のアオバトが集まる場所なのです。
午前8時に大磯駅に集合した参加者8名はタクシーで海岸に向かい、照ヶ崎の前の堤防に上がりました。ここには現地のバードウォッチャーの方々が待機してくれており、アオバトについての詳しい説明をして下さいました。この日は曇りがちでやや風が強かったのが影響したのか、アオバトの群は上空を飛び回っていましたが、なかなか磯に下りてくれません。ようやく9時頃になると群が下り始め、海水を飲む姿をスコープでよく見ることが出来ました。雄・雌の成鳥の他に今年生まれの幼鳥も混じっていました。
9時30分に照ヶ崎を後にして特別展示「アオバトの不思議」展を開催中の小田原市の神奈川県立「地球博物館」に向かいました。館内には世界のアオバトの仲間の剥製を始めとしてアオバトに関する様々な情報が展示されており、海岸では聞くことが出来ないアオバトの独特の声も流れていました。館内のレストランで全員「アオバト定食」を選び昼食後鎌倉に戻りました。
DSC_7035.JPG アオバト群 2019.8.22 (4) 照ヶ崎サイズ小.jpg 写真左: 地球博物館前で集合写真  写真右: 照ヶ崎海岸の磯に下りたアオバトの群
     

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2019年07月19日

アオバト観察会のお知らせ

「バードウォッチングの会」から大磯海岸での「アオバト観察会」と小田原の地球博物館で開催中の「アオバトの不思議展見学会の臨時企画のお知らせです。 夏休み中ですので是非お子さん、お孫さんもお誘いになってご参加ください。

日時: 8月22日(木)  悪天候の場合は29日に延期。
集合: JR「大磯駅」改札口外に午前8時
当日の予定: 大磯駅に集合後、大磯漁港の外の「照ヶ崎海岸」で丹沢、奥多摩方面の山から海水を飲みにやって来るアオバトを観察します。ここは神奈川県が誇るべき世界で最もアオバトを多数見ることが出来る場所です。その後、小田原市瓜生田の地球博物館で開催中の「アオバトの不思議展」を見学します。ここではお子様たちが喜ぶ恐竜化石などもご覧になれます。
費用: 博物館の入場料: 65歳以上\200、中学生以下無料
ご参加申し込み: 8月20日までにお電話で: 田村昌恵(0467‐31‐4714)または上野尚博(0467−45−0410)まで。飛び入りご参加でも大丈夫ですが、事前にお申込みいただいた方には雨天順延などの場合にお知らせします。

アオバト: 普段、他の場所では見ることが出来ない緑色の美しい鳩です。大磯海岸には5月から10月下旬ごろまで果実の消化を助けるミネラルを補給するために毎日海水を飲みにやって来ます。この時期は♂♀の成鳥の他に今年生まれの幼鳥も見ることが出来ます。ご期待ください。
アオバト(1) 2012.8.27 大磯(高円宮妃).jpgアオバト(1) 2012.8.27 大磯 照ヶ崎.jpg  
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2019年05月18日

ホタル鑑賞会のお知らせ

「バードウォッチングの会」の非公式行事として去年好評だった「ホタル鑑賞会」を今年も下記の要領で計画しました。ご興味のある方は是非ご参加ください。

日時: 6月6日(木) 雨天中止
場所: 横浜自然観察の森(鎌倉周辺にはホタルを鑑賞できる場所が数ヶ所ありますが、ここはゲ  ンジボタルとヘイケボタルの両方を見ることが出来ます。)
集合: 午後6時 大船駅笠間口バスターミナル3番乗り場(金沢八景行きに乗車します) 午後7時頃に現地に到着し、1時間〜1時間半ほどホタルを鑑賞します。夕食は予定をしませんので各自適宜済ませてください。
申し込み: 田村昌恵(0467‐31‐4714 または携帯 090-1432−2131) または 上野尚博(0467−45−0410 または 携帯 090-2483−9138)まで。当日の飛び入りご参加でも大丈夫ですが、事前にお申込みいただいた方には雨天中止の際にお電話でお知らせします。

奮ってご参加ください。
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2019年05月11日

バードウォッチングの会 行事報告

5月9日に「バードウォッチングの会」では初夏の探鳥会を葛西臨海公園で開催しました。参加者12名は大船駅のホームに集合し、東海道線から東京駅で京葉線に乗り換え、午前10時に葛西臨海公園駅に到着、早速バードウォッチングを開始しました。
葛西臨海公園は平成元年にオープンした東京湾の一部を埋め立てて造成された公園で、内部には「芝生ゾーン」、「水族館ゾーン」、「西の渚海岸」と「野鳥園」があり、創立から30年を経て園内の樹木も育ち、絶好の探鳥地です。
この日は時々薄日が差す程度の曇りで、気温もそれほど高くはなく、高齢者には熱中症の心配がない好適な天候でしたが、生憎南風が強く、そのため目的の鳥の多くが風を避けるために林の中や葦原に入り込んでしまい、一週間前に下見に行った時には40種を観察しましたが、この日は27種に止まりました。自然が相手のレジャーですので天候に左右されるのは仕方のない事です。
最初に園内の一番緑の濃いエリアに行き、夏の渡り鳥を探しましたが残念ながら囀りを聞くことは出来ませんでした。次に海に向かうエリアに行き、サギ類やまだ残っていたスズガモ(冬の最大時には5万羽が集まる)を観察、続いて海沿いに進み「野鳥観察センター」へ。ここは「淡水池」と「汽水池(満潮時に海水が混じる)」の二つの池の畔に位置するのですが、すぐ目の前の「汽水池」には鳥の姿なし。「淡水池」ではカルガモ、コガモ、ホシハジロやオオバンなどの水鳥を見ることが出来ました。また、姿は見えませんでしたがカイツブリやオオヨシキリの声も聞こえてきました。普段なら「ギョギョシ、ギョギョシ」と騒がしく鳴き、俳句の季語にもなっているオオヨシキリの囀りも強風のためか遠慮がちでした。最後に「汽水池」のハイド(池の畔に壁が設けられていて、人は隠れて覗き窓から近くまで来る鳥を観察できる施設)に行き、コチドリ、キアシシギ、ハマシギを間近から見ることが出来ました。ここに至る途中で数人の参加者がはぐれてしまい全員が観察できなかったのが残念です。その後、再度海側に出て、江戸川を挟んでディズニーリゾートを遠望、海際でアオアシシギやコアジサシの小群を見て今日のバードウォッチングを終了しました。
終了後はホテルシーサイド江戸川のレストランで昼食会。その席でご希望がありましたので昨年同様6月6日(木)に「横浜自然観察の森」でバードウォッチングならぬ「ホタル観賞会」を開催することが決まりました(詳細は改めてご案内します)。

報告者: 上野 尚博 

DSC_6579.JPG DSC_6553.JPG DSC_6556.JPG DSC_6576.JPG
写真(小林敏二氏撮影): 左から 集合写真、コチドリ、キアシシギ、カルガモ(歩道の真ん中に現れた)
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2019年04月12日

「バードウォッチングの会」探鳥会のお知らせ

コチドリ(2) 2017.5.16 柏尾川.jpg 「バードウォッチングの会」では下記のように春の探鳥会を計画しました。夏鳥が次々と渡って来る心地よい季節ですので、楽しいバードウォッチングが期待出来ます。どなたでも是非ご参加ください。

日時:5月9日(木) この日が雨天なら翌週の16日(木)に延期

集合場所:午前8時30分 JR大船駅「上野・東京ライン」ホーム(1・2番線)の2号車前(進行
     方向後ろから2両目)前(8時38分の列車に乗車しますので遅刻されませんようにお
     いします)

行先:葛西臨海公園

ご参加申し込み先:4月30日までに電話で田村昌恵(0467‐31‐4714)、上野尚博(0467−45
    −0410)またはメール・FAXで鎌 倉稲門会事務局へ。参加人数に制限はありませんの
    で当日になってからの飛び入りのご参加も結構ですが、事前にお知らせいただいた方に
    は雨天の場合の延期のお知らせと探鳥会資料をお配りします。

葛西臨海公園の概要:人工の臨海公園ですが「鳥類園」という区画があり、淡水池と汽水池二つ
    の池があって水鳥が集まり、樹木も栽培されていて小鳥類もやって来る、一年を通じて 
    バードウォッチングが楽しめる場所です。施設も整っており、トイレなども完備されて
    います。JR京葉線「葛西臨海公園駅」の前ですので歩く時間も僅かで、それも平たん地
    ですので軽い散歩程度です。

アフター・バードウォッチング:昼頃までバードウォッチングを楽しみ、園内の「ホテル・シー
    サイド江戸川」で昼食をご一緒します。昼食後は解散ですが、引き続き園内の臨海水族
    園をお楽しみいただけます(有料:大人700円、65歳以上350円)。

多くの皆様のご参加をお待ちします。

キアシシギ(10) 2010.5.8 習志野(大場) .JPG アオアシシギ、オオハシシギ、ツルシギ(5) 2012.4.19 葛西臨海公園.jpg コチドリ(2) 2017.5.16 柏尾川.jpg
写真 左から: アオアシシギ、アカアシシギ、オオハシシギの群、キアシシギの群、コチドリ
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2019年01月28日

「バードウォッチングの会」探鳥会のご報告

バードウォッチング1901142.jpgノスリ 2017.12.10 日野市(岡部).JPG1月14日(祝)に今年初めての「バードウォッチングの会」の探鳥会を大山付近を源流として平塚市の西端で相模湾に注ぐ花水川の下流域で開催しました。午前9時に集合場所の平塚駅に集まったのは19名。この寒い時期にもかかわらず大盛況でしたので、ガイドが私一人では足りないため、急遽逗子に在住の早大卒の友人に応援を頼んだほどでした。

バスで15分ほど移動して現地に到着。付近の公園で身支度をしていると、早くも近くの高麗山の上空を舞う鷹の一種ノスリが出現。朝の挨拶後、川沿いの土手の上を歩き始めました。天候に恵まれ、青空の中、川の上流には大山や丹沢の山々が続いています。暫く進むと雪を頂いた富士山も姿を現しました。鳥もサギ類やセキレイ類、オオバン、ユリカモメ、カワウなどの水辺の鳥が次々と現れ、2台ある望遠鏡でその姿を手に取るように眺めました。ところが、この日はカモ類がマガモとカルガモの2種しか居ません。どうやらこの川に度々現れるオオタカに捕食されるのを恐れて移動したようです。この探鳥会の目玉の一つと考えていた肝心のオオタカも餌のカモが隠れてしまったためか姿を現しませんでした。

12時半ごろまで探鳥会を楽しみ、平塚駅に戻って昼食会を行い、この日の行事を終了しました。30種観察を目標にしていたところ25種に止まり、やや不満が残りましたが、好天の中、良い散歩が出来た一日でした。

報告者: 上野 尚博



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2018年12月04日

バードウォッチングのご案内

 新年の「バードウォッチングの会」を下記のように開催します。まだこの時期は天気が良く、風がなければ暖かいでしょう。一年の中でも平地に最も鳥が多い季節です。カモ類・サギ類などの水辺の鳥やオオタカなどのタカ類など40種観察を目標にします。ご参加をお待ちします。

目的地:花水川(大磯駅と平塚駅の間を流れる川)
日時: 114日(祝)  雨天の場合は1月19日(土)に延期
集合: JR平塚駅「中央改札口」外 午前9時(916分発のバスに乗車しますので遅刻されないように)
持ち物:双眼鏡、飲物、菓子など

通信費・資料代等: \300.-
昼食:平塚駅付近のレストラン
服装:堤防の上の未舗装の道を歩きますので歩きやすい靴。
トイレ:中間点付近の公園
ご参加の連絡先:田村昌恵(0467-31-4714) 上野尚博(0467-45-0410)

当日の緊急連絡: 上野携帯 (090-2483-9138)

 IMG_9566.JPGオオタカ 2014.5.6 坂戸市(岡部).JPG

写真: 左: 花水川  右: オオタカ(成鳥)

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2018年05月11日

「バードウォッチングの会」横浜自然観察の森探鳥会ご報告

5月10日に今年2回目の「バードウォッチングの会」を実施しました。今回の目的地は夏の小鳥のさえずりを狙って横浜市戸塚区の「横浜自然観察の森」でした。参加者はバードウォッチングには最適の10人、9時40分に大船駅をバスで出発しました。約30分ほどで「自然観察の森」入口に到着し、双眼鏡などの準備をして園内に入りました。
生憎この日はどんよりとした曇り空で、気温も低め。そのせいか、元気に鳴いているのはウグイスと外来種のガビチョウだけで、期待していたオオルリやキビタキなどの姿も声も美しい夏鳥のスターが現れません。それでも進むに従い、センダイムシクイやホトトギスなどの代表的な夏鳥のさえずりが遠くから聞こえてきました。この時期は木の葉が茂り鳥の姿をなかなか見ることが出来ないのが欠点で、ウグイスやガビチョウなどは目の前数メートルの繁みで鳴いているのですが、どうしても姿を捉えることが出来ませんでした。
正午近くに「自然観察の森」のネーチャーセンターに入ってこの森で見られる鳥や様々な生物の写真や展示物を見ていると、突然の雨。しかも頭上で時々稲光がして雷の音が響きます。この時間に外に居なかったのはラッキーでした。昼食時間になっていたのですが建物から出るに出られずに数十分待っていると漸く小降りになったので上郷・森の家のレストランに移動し昼食会。1時間少々談笑して外に出ると雲一つない青空が広がっていました。この日は天気が災いしたのか鳥の出が今一つでしたが、新緑の森での森林浴を満喫することが出来て皆満足して帰路に就きました。
報告者: 上野 尚博
稲門会BW 2018.5.10 横浜自然観察の森.JPG稲門会BW 2018.5.10 横浜自然観察の森 (2).JPG
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2018年03月29日

「バードウォッチングの会」探鳥会のご案内

今年2回目の「バードウォッチングの会」を下記のように計画しました。この時期は山の鳥たちの美しいさえずりを聞くことが出来ます。

日時: 5月10日(木)
目的地: 「横浜自然観察の森」
集合: 大船駅「笠間口前バスロータリー」午前9時30分(9時40分発の「金沢八景行き」のバスに乗ります)
当日の予定: 「長倉町バス停」から「自然観察の森」に入り、園内で昼頃まで探鳥、終了後園内に併設の「上郷森の家のレストラン」で昼食会の後大船駅に戻ります。
参加費: \300(資料代を含む)
お申込み: 5月1日までに下記へ
 田村昌恵: (電話)0467−31−4714 または(メール)azu.mtamura@jcom.zaq.ne.jp
 上野尚博: (電話)0467−45−0410 または(メール)kumagera1@nexyzbb.ne.jp

多数の皆様のご参加をお待ちします。
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2018年01月22日

「バードウォッチングの会」舞岡公園探鳥会のご報告

「バードウォッチングの会」では1月18日(木)に今年最初の探鳥会を横浜市戸塚区の舞岡公園で行いました。舞岡公園は田んぼや雑木林が保存された、昔ながらの里山の風景が残る場所です。

この日集まったのは11人。集合場所の戸塚駅からバスで公園に向かい、入口で身支度を整えて園内に入りました。いつもなら入口付近で小鳥の群が出迎えてくれるのですが、この日は晴天にもかかわらず森の中からはヒヨドリの声がするだけの静けさ。前日の雨天が影響したのでしょうか。

それでも丘を下って進むと、最初の池にコサギが降り立ちました。冬枯れの林の中の真っ白なコサギは目立ちます。次に立ち止まったポイントにはカメラマンが居て何かを撮影していましたが、暫くすると15メートルほど先にトラツグミが現れました。トラツグミは繁殖期になると夜や朝暗いうちに「ヒー、ヒョー」という不思議な声で囀る、この辺りでは比較的珍しい鳥で、昔の人はこれを伝説上の生き物「鵺(ヌエ)」の声として恐れたそうです。先に進んで、今日の探鳥会の一番のポイント「きざはし池」に来ると、ここには大勢のカメラマンが三脚を構えていました。狙いは大型のシギのヤマシギと小型の啄木鳥のアリスイです。どちらも毎冬舞岡公園に姿を見せる比較的珍しい種ですので、暫く現れるのを待ちましたが、残念ながらこの日は出ませんでした(2日前に下見に行った時には居たのですが)。次の「宮田池」にはマガモ、コガモ、カルガモなどの水鳥が集まっていました。最後のポイント「河童池」は普段なら水を飲みに来る小鳥類が見られるのですが、この日は広場で小学生の遠足が騒いでいたためにそれを避けたのか出ませんでした。池の畔で満開のロウバイの前で記念写真を撮り、その後、戸塚駅に戻って昼食会を行いました。この日観察出来た鳥は19種と、やや少なめでしたが、この時期にしては風のない穏やかな晴天の一日を楽しむことが出来ました。

報告者: 上野尚博(探鳥会リーダー)

写真説明:
左から(1)集合写真 (2)出発前のご挨拶 (3)トラツグミ
DSCN5052.JPGDSCN4949.JPGトラツグミ(11)○ 2017.2.7 城山公園.jpg




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2017年12月04日

「バードウォッチングの会」新年探鳥会のお知らせ

久し振りに「バードウォッチングの会」を開催します。木の葉が落ちて鳥が見やすい時期で目的地の「舞岡公園」は田んぼや雑木林など昔の里山の風景が残され、いろいろな鳥がここで越冬をしています。25種類ほどが期待できるでしょう。若干の起伏はありますがほとんど下り坂ですので、軽い散歩のつもりでご参加ください。

目的地: 舞岡公園(横浜市戸塚区)
日時: 2018年1月18日(木) 雨天の場合は 25日(木)に延期
集合: JR戸塚駅 「橋上改札口」外(大船駅寄りでホームから上階に上がる) 午前9時
持ち物: 双眼鏡、 飲物、菓子など
通信費・資料代等: ¥300.-
昼食: 午後1時ごろに戸塚駅付近のレストラン
服装: 歩きやすい靴、寒い時期ですので防寒具
トイレ: 園内に数ヶ所あります
ご参加の連絡先: 田村昌恵(0467-31-4714) 上野尚博(0467-45-0410)
当日の緊急連絡: 上野携帯 (090-2483-9138)
ヤマシギ(8) 2014.2.7 竜ヶ崎市(岸久司).jpg
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2017年08月27日

アオバト観察会

「バードウォッチングの会」では8月24日(木)にアオバト観察会を開催しました。アオバトは丹沢山中などで繁殖し、毎日大磯の照ヶ崎海岸まで海水を飲みにやって来る、普段はなかなか見ることが出来ない緑色の美しい鳩です。午前8時に大磯駅に集合した参加者10人はタクシーに分乗して海岸に向かいました。照ヶ崎の磯を見下ろす堤防の上で、アオバト研究の第一人者の斎藤氏の説明により観察を開始。待つ間もなく70−80羽の群が飛んで来て海水を飲むために磯に降り立ちます。アオバトを狙ってハヤブサが何度も現れて追いかけますが、目の前で捕まったアオバトは居ませんでした。その後、砂浜に下りて先ほどより少し近い距離から観察をしました。
9時45分に迎えのタクシーに乗り大磯郷土資料館に移動。ここでは「アオバト企画展」が開催中で、アオバトの「アオー、アオー」という鳩とは思えない鳴き声の録音を聞いたり、1羽のアオバトの全身の羽毛(約4,600枚)を見たり、斎藤氏から展示物の詳しい説明を聞き、参加者一同アオバト通になりました。
11時過ぎのバスで平塚駅に向かい、駅中のレストランで昼食会を行って今日の観察会を終わりました。
(上野 尚博 記)2017-8-24アオバト集合写真.JPGアオバト(1) 2012.8.27 大磯 照ヶ崎.jpgアオバト(11) 2012.8.30 大磯 照ヶ崎.jpg

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2017年08月01日

「バードウォッチングの会」緊急ご案内

大磯の海岸にはこの時期、普段町の中では見ることのないアオバトという緑色の美しい鳩が海水を呑むために多数集まって来ます。また近くの大磯町郷土資料館で「企画展 ようこそアオバト楽会へ」が開催されています。今回は急ではありますが、大磯海岸でアオバトの実物を観察した後、資料館で企画展を見学する計画を立てました。

日時: 8月24日(木) 雨天の場合は31日(木)に延期
集合: 午前8時 JR大磯駅 改札口外
当日の予定: 大磯駅ー大磯海岸でアオバト観察ー郷土資料館で企画展見学ー大磯駅付近で昼食会後解散
ご参加のご連絡先: 電話にて 田村昌恵(0467−31−4714)または上野尚博(0467−45−0410)まで。当日の飛び入りご参加も歓迎しますが、事前にお知らせいただいた方には雨天の場合の延期、中止をご連絡します。アオバト(1) 2012.8.27 大磯 照ヶ崎.jpg

2017年05月25日

「バードウォッチングの会」行事報告

「バードウォッチングの会」では今年2回目の探鳥会を5月18日(木)に葉山町の二子山山麓で開催しました。好天に恵まれたこの日は午前9時に14名の参加者が逗子駅に集まり、バスで出発点に向かいました。

今回の目的は初夏の森林の鳥を見ることで、中でも首都圏ではなかなか観察する場所がないサンコウチョウが目的でした。サンコウチョウは雄の尾羽が30pにもなる「日本の極楽鳥」とも呼ばれる鳥で、毎年ここの森で繁殖しているのです。途中、道路わきの電線に止まって囀っているホオジロや、森の中から聞こえるオオルリの声などを楽しみながら林道を歩きましたが、なかなか肝心のサンコウチョウが姿を見せてくれません。それでも1時間少々歩いた後の帰路の途中で、遂に姿を見ることが出来ました。それも一度だけでなく、度々現れたので参加者全員が観察することが出来ました。

最後に新逗子駅付近のレストランで昼食会とこの日出た鳥の確認(25種)を行って解散しました。
(添付のサンコウチョウの写真は5月23日に個人で再訪した時に同行者が撮影したもの)
鎌倉稲門会 2017.5.18 二子山 30%.jpgサンコウチョウ(3) 2017.5.23 二子山(Mariano).jpg


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2017年04月04日

「バードウォッチングの会」からのお知らせ

日本の極楽鳥を見に行こう!

「バードウォッチングの会」では初夏の山の鳥を観察する以下のような計画を立てました。この時期は元々から地元に居るウグイスやメジロなどに加えて、南の国で越冬していた写真のサンコウチョウやオオルリ、キビタキなどの夏鳥が繁殖のために日本に渡って来て、素晴らしい歌声を聞かせてくれます。往復3時間ほどの行程ですが、山のふもとの林道を歩くだけですので上り下りはほとんどありません。「バードウォッチングの会」の会員に限らず、どなたでも奮ってご参加ください。

日時: 5月18日(木) 雨天中止の場合は5月25日(木)に延期
目的地: 葉山町「二子山」山麓
集合: 午前9時 JR逗子駅東口改札前 
用意する物: 双眼鏡。昼食は探鳥会終了後、逗子駅付近のレストランで取ります。
服装: 軽いハイキング程度歩きますので、ウォーキング・シューズでお越しください。
参加費: 郵送料・資料代として¥300.-
申し込み: 5月10日までに下記へ
 田村昌恵: (電話)0467-31-4714 または(メール)azu.mtamura@jcom.zaq.ne.jp
上野尚博: (電話)0467-45-0410 または(メール)kumagera1@nexyzbb.ne.jp
サンコウチョウ(5) 2013.5.31 二子山(高円宮妃殿下).jpg

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2017年01月28日

バードウォッチングの会「境川遊水地探鳥会」のご報告

1月19日(木)、今年最初の「バードウォッチングの会」で「境川遊水地」に行きました。境川は武蔵国と相模国の境いを流れることから名づけられ、上流は町田市から始まり、江の島で海に注ぐ川です。「境川遊水地」は横浜市と藤沢市にまたがる公園です。最寄り駅の小田急線「湘南台駅」に集まったのは9人。バードウォッチングを楽しむのには適切な人数でした。駅からは「境川遊水地」まで歩いて約15分、3つある遊水地の最初の池(今田遊水地)に到着すると、早速ユリカモメの出迎えを受け、やがてカワセミが姿を見せてくれました。この池では比較的珍しい、オカヨシガモの群も見ることが出来ました。次の俣野遊水地ではハシビロガモやマガモなどのカモ類、ダイサギ、コサギ、アオサギなどの他に、ゴイサギも出ました。3つめの飯田遊水地ではバンが葦原の外に出ていました。こうして約4時間、歩行数1万歩のバードウォッチングで記録したのは36種と好成績でした。午後1時過ぎに駅に近いレストランで昼食懇親会を行ってこの日の締めとしました。
集合写真 40%.jpgDSC_3750.JPGゴイサギ(1) 2017.1.19 境川遊水地.jpg
写真は左から「参加者の集合写真」、「カワセミ:撮影:小林敏二」、「ゴイサギ:撮影:上野尚博」


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2016年12月01日

新年探鳥会のお知らせ

冬のバードウォッチングの会を計画しました。この時期は落葉樹が葉を落として鳥が見やすくなります。池にはカモなどの水鳥もたくさん来ているでしょう。コースは上り下りが全くありませんので散歩のつもりでご参加ください。

目的地: 境川遊水地
日時: 2017年1月19日(木) 当日雨天の場合は1月26日(木)に延期。
集合場所: 小田急線「湘南台駅」改札口午前9時
通信費・資料代等: \300.-
昼食: 午後1時過ぎに湘南台駅付近のレストラン
服装: 寒い時期ですので防寒具
トイレ: 数ヶ所にあります。
お申込み締め切り: 1月10日(飛び入りのご参加でも大丈夫ですが、お申込みをいただいた方には雨天で延期になる場合に前日にご連絡します)
ご参加の連絡先: 上野尚博(0467-45-0410)  田村昌恵(0467-31-4714)ジョウビタキ ♂ (2) 2012.10.25 龍宝寺.jpgクイナ(1) 2013.2.21 野川(奥村).JPGマガモ(1) ペア 2014.11.17 霞が関CC(井上英明).JPG
写真の説明: (当日観察可能な鳥)
左から: ジョウビタキ、クイナ、マガモ

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2016年06月14日

「バードウォッチングの会」活動報告

「バードウォッチングの会」では6月5日(日)に今年2回目の探鳥会を実施しました。場所は「横浜自然観察の森」です。生憎この日から関東地方が梅雨入り。大船駅に集合した時には小雨が降っていましたが、11時ごろからは曇りがちになるという天気予報に期待して予定通りにバスで出発。雨が上がるのを待つためもあって、現地に到着すると最初は園内のネーチャーセンターの建物の中で、レンジャーの方からスライド映像による施設や動植物の説明を聞き、予備知識を得ました。11時ごろから外に出て探鳥会を開始しましたが、天気予報に反して一向に雨が止む気配がありません。雨の中では鳥の活動が不活発なので姿を現さず、辛うじて遠くの方からホトトギス、オオルリ、キビタキなどの夏鳥の主役の声が聞こえただけでした。通常ならこの時期には20種程度は観察できるはずでしたが、14種と低調な結果になってしまいました。それでも小雨程度だったことと、森の中を歩くので木の葉で雨が遮られ、気持ちの良い森林散歩が出来たことがせめてもの救いでした。探鳥会終了後は隣接する「上郷山の家」のレストランで昼食を取りながら談笑しました。今回は9名のご参加がありましたが、添付の写真撮影時には落合さん、春日さんが先にお帰りになったため7名しか写っていません。2016.6.5 鎌倉稲門会 バードウォッチングの会 横浜自然観察の森.jpg



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