鎌倉稲門会との初鎌倉体験
国際教養学部交換留学生アリス・リース
2月1日、私たちは10人の留学生で鎌倉稲門会による鎌倉市内ツアーと新年会に参加しました。私とほとんどの留学生にとって初めての鎌倉であり、本当に忘れられない一日となりました。
駅で出迎えてくれた稲門会の方々と日本語を通じて交流することで、最初からとても仲のいい雰囲気になりました。また、自己紹介だけではなく、踏み込んだ話題での会話もできて本当によかったです。また、これまで出会う機会のなかった他の留学生とも、さまざまな言語を使って交流することで、すぐに友達になれました。
初めに、二の鳥居を通ってから段葛を歩いて鶴岡八幡宮に行きました。稲門会の高橋さんや他のメンバーの方がツアーガイドをしてくださったおかげで、とても勉強になりました。段葛が北条政子の安産に関係があると聞いて少しびっくりしました。また、私は初めて日本史における鎌倉の大切さに気づくことができました。参道周辺にある伝統的な建物を歩きながら見られたことも本当に興味深かったです。東京に暮らしている留学生にとってこの町並みは珍しい風景でした。三の鳥居をくぐるとこれまで若宮大路からは、見られなかった鶴岡八幡宮にたどり着きました。人の多い段葛から移動するにつれ、まるで山の一部に入ってしまったような、冬でも自然に溢れた神社の風景がずっと忘れられません。
鶴岡八幡宮のスタッフの方に紹介いただき、境内を案内していただきました。高橋さんとこのスタッフの方から神社の由来や歴史についてたくさん学ばせていただきました。また2日後に行われる節分祭の準備や行い方についても、説明してくれました。さらに、グループで参拝する機会をいただき、上宮では神様にまつわる色々な象徴的な飾りも見させていただきました。
その後、源頼朝が祀られている白旗神社を初めて見学し、また鎌倉国宝館においても、受け継がれてきた歴史の一端に接することができた気がしました。特に、歴史的な浮世絵を近くで見られてことは、本当に貴重な体験でした。
新年会の会場となった「日本料理鮭之助」に着いた時、私は集まっていた鎌倉稲門会のメンバーの多さに感動しました。早稲田のネットワークがこんなに大きいとは知らず、私もメンバーと同じ「早大生」という共通項で結ばれており、大切なコミュニティーの一員であることを感じました。私たちを暖かく歓迎してくださったことに感謝しつつ、先輩である参加者の皆さんのご経験や知見をますます伺いたくなりました。稲門会の皆さんに留学生代表の挨拶として選ばれ、少し緊張しましたが、とてもいい挑戦になったと思います。
交流の際に日本語の勉強に関しても、たくさんの情報交換が出来ました。また、参加者の皆さんとも英語の勉強のことでも語り合いました。多様な言語による交流により、自由に早稲田や日本での思いを伝えられて、とてもくつろいだ時間を過ごせました。
鎌倉稲門会の皆さんメンバーが国際交流や多様な文化を大事に思っていたということも知りました。
中国語での歌の合唱の際は、中国出身の留学生もステージに誘い、中国語訳された「上を向いて歩こう」を一緒に歌いました。私達のグループの中国出身の留学生メンバーの1人が、稲門会のリ・ペイセンさんは、皆さんの歌の中の中国語の発音がも非常に素晴らしかったと話していました。とても良かったとのことを言われていました。メンバーとの交流の間、私の母国であるアメリカでの経験についてもたくさん質問を受け、自分の意見を話すことが出来て嬉しかったです。
留学生として、早稲田での時間は限られていますが、今回の機会で作った絆をこれからも大切にしていきたいと強く思っています。この先また鎌倉に行けることを今でもとても楽しみにしています。
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